新米主婦の奮闘日記
起業をめざした新米主婦が日々の奮闘を綴る。
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認知症の父とのやりとり日記⑤(2016 7月~10月)
7月18日
母と兄と兄の奥さんと兄の次男が会いに行ってくれた。
母曰く、退屈で退屈で仕方が無く、帰りたいの連発。
「退屈しなくて土いじりなんかが出来るところを探すね。」
となだめると、「うん。」と言って少し機嫌が良くなり、
別れ際には自分の部屋の前で手を大きく振っていたとのこと。
工具がない。工具がない。と困った様子。
父は入居の際に工具をカバンに入れて持ってきたそうだ。
元気なときからいつもカバンにはそういう物が入っていたが、
安心するのだろう。
入居した自分の部屋のものなどを
その工具で分解して壊してしまうことがあるそうで、
施設の方で預かってくれている。
自宅にいたときもいろいろ壊していた。
ダメというと怒り出してしまうし大変だった。
きっと父としては何かしなければとか
何かしたいとかそういう気持ちがあるのだろうが、しょうがない。
そんなこともあって自分の好きにできないので、
いろいろ理由をつけて、体を動かしたいとアピールしていた。

8月1日
三男と一緒に会いに行く。
穏やかで元気そう。
母と1歳の長女の写真を見せると、
興味深そうにまじまじと見ていた。
他の写真にはあまり興味を示してなかったが、
母を見ると何か感じるのだろう。
アーモンドチョコのアーモンドが噛めずに出してしまうそう。
部屋に置いてある粉のミルクティを入歯入れに入れてしまうので
施設の方で預かるとのこと。
スタッフさんのメモを読むと、
排泄がもう自分ではなかなか難しくなっているようだった。
さつまいもの蒸かしたのとプルーンがまた食べたいと言っていたそう。
以前母と兄が会いに来たときに
一緒に帰れるのかと勘違いしたようで、
帰った後に不穏になり興奮気味になったとのことだった。
母は元気かと気にしていた。
暇そうなのでテレビを入れるねと話したが、
あまりピンときていない様子。
前に話したときはテレビが欲しいと言っていたのだが。
今日は特に引き止められることもなくすんなり帰れた。

8月4日
母と主人でテレビを部屋に入れた。
ちゃんと使えるか心配だが、オリンピックも始まるし丁度良いだろう。
父は柔道を昔やっていて好きなので、
それを見てちょっとでも気分が良くなってくれたらと思う。

8月9日
三男と会いに行く。
元気そう。
テレビを見ていた。
手にアザができていたのでどうしたのか聞くと、
「やりあった。」と言っていたが、
スタッフさんに聞くと、夜寝ていたときにベッドでぶつけたらしい。
父はそのアザに乗じて、ここのやり方は合わん、と言っていた。
ピノアイスを買って行き、三男と分けて食べた。
おいしそうに食べていたが、
どうぞと勧めると「この子(三男)にあげ」と言う。
なぜか兄はどこにいる?と何度も聞いていた。
オリンピックが見られて気が紛れているようで良かった。
スタッフさんからの話で、昨日他の若いヘルパーさんが
部屋にあったお菓子か何かの空き箱を
父に確認せずに捨てようとしたら
すごく怒ったとのこと。
担当のスタッフさんが間に入っておさめてくれたそう。

8月13日
三男と長女と会いに行く。
夜、トイレに起きてしまって
あまり眠れていないようで、行くと寝ていた。
最近は自分でトイレに行けているそう。
元気そうだった。
やっぱり帰りたいようだ。
「お母さんはどうだ?」と聞くので、
「まだ腰は痛いみたいだけど、
最近車の運転ができるようにはなった。」と答えると、
「それはいいなあ。」との返事。
「今度お母さんも来るよ。」と言うと、
「一緒に連れて帰って欲しい。」と言う。
「痛みは手術後1年はなかなかとれないみたいだよ。」と言うと、
「それじゃあなかなか帰れないなあ。」と言う。
3歳の三男と1歳の長女をうれしそうに見ている。
長女は人見知りをしてしまい半泣き。
足の水虫がひどくなってきているとのことで、
薬を処方してもらったらしい。
5本指ソックスを準備するようにとのこと。

9月8日
母、主人、三男長女と行く。
元気そう。散髪してさっぱり。
先日兄がキーボードを設置してくれたが、弾いているらしい。
そのためか穏やかにしているとのこと。
母持参の冷凍マンゴーをおいしそうに食べる。
会話のキャッチボールができない。
「姉家族に久しぶりに会ったよ。」と話しても、「そりゃそうだよ。」??
「何を弾いてるの?」と聞いても、「これは上がこうなってる。」???
排泄は自分で頑張っているそう。
キーボードに楽譜と当時の写真が立てかけてある。
「その写真どうしたの?」と聞いても変な答えが返ってくる。
「何か弾いて。」と言うと、ゴニョゴニョして弾かない。
やはり楽譜を見ては弾けない。
いつも弾いていた楽譜ではないからか。
弾いたことのある曲でも自分の楽譜でないと読む気にならない。
楽譜の説明を始めてしまう。
帰りにスタッフさんと話したところ、
先日ポロポロっと一小節弾いたとのこと。!!!
そのスタッフさんがキーボードに開いてあった曲を
youtubeで聞かせてくれたらしい。
しかもそのスタッフさんが何曲かいろいろ弾くと、
合わせてちゃんとした和音を弾いたそうだ。ビックリ!!??
そのスタッフさんも父が弾くのを楽しみにしてくれて、
いろいろ試してくれているそうな。なんてありがたいこと。
体が覚えていて、それを思い出して一曲でも弾いてくれたらいいなあ。
いつも弾いていた楽譜を探して持って行こう。
「何か欲しいものある?」と聞くと、
「連れて帰って欲しい。」」と言う。
「母に負担かけないようにするから。」と。
母が、父がやりたいことができるところ探すねと言うが、
あまり納得はしてないようだ。
帰るときは、エレベーターまで一緒に行くと言って付いてきたが、
エレベーターの前で自分で止まり、見送ってくれた。
いい笑顔だった。
それが逆に複雑な気持ちにさせた。

9月11日
元気そう。
夕飯どきに行ってしまったので食堂へ。
父の隣に座らせてもらう。
しきりに1歳の長女に自分の食事を食べさせようと
スプーンであげようとする。
「お父さんの栄養だからお父さん食べて。」と言うと、
「部屋に甘いものがあるんだ。」と言う。
「甘いものはまだ食べないんだよ。」と答えると、
残念そうに「そうか。」と言っていた。

10月1日
母、私、下の子二人と会いに行く。
会いに行くと、「あぁ~~♪」とうれしそう。
以前行ったときにサツマイモが欲しいと言っていたそうで、
母は蒸したサツマイモを持参。それをおいしそうに食べる。
「何か欲しいものは無いか?」と聞くと。
「もうなあ、俺も一緒に‥(連れて帰って欲しい。)」と。
「食べたいものは?」と聞くと、
ほら見てみろとばかりに少し痩せた腕を見せて、「こんななんだ。」と。
「ごはんちゃんと食べてる?」と聞くと。全部食べてるとのこと。
「こういう商売なんだ。」と施設に不満があるみたい。
スタッフさんメモにピアノでふるさとを弾いたと書いてあった。ビックリ。
母が右手私が左手で春への憧れを弾いて聞かせた。
「難しいね、お父さんの方が上手だね。」と弾いてみてと促すと、
ふるさとの楽譜を置いて、弾き始めた。
ぽろぽろとなんとか最後までメロディが弾けた!
すごく驚いた。自分の慣れた楽譜でなくても、
楽譜を見ながら弾いていたので。
スタッフさんのおかげだろう。
すごいことだ。
これでいろいろ弾くようになってくれたらと思う。


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